てんぺんの星を未だ知らず
神様の線引き
その箱庭で輝ける石は六つまで
ちぎれた夏
うとましいつたなさ
血脈のように身体が知りうること
心にいつも、一番星ひとつ



ふたりの童話
美しくなんかない手のひらがすべて
夢にいくつかの気泡
等しく、終点
何ひとつ不完全なままの青春でした
また芽吹くための春を生きる
幸福な被害者の夢など、決して見ない

うまれた春をくり返す
(どうかあなたたちの夢が叶いますよう、)

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